あたしの居場所
「じゃあ寝よう。奈央、お前はそこで寝ろよ」
あたしが座ってるベッドを指差す
ベッドは2つあって別々で寝るという
よかった...
「じゃあまた明日な、おやすみ」
「おやすみ...」
電気を消して目を閉じた
明日からはいつもと違う毎日を送ることになるだろう
「.....」
だけど、1時間後に目が覚める
まったく眠れない...
天井と睨めっこして、気持ち悪くなった...
「...ハァ...」
「眠れないのか?」
「えっ...?」
隣から、凪斗の声
「起こしちゃった...?」
起きてる凪斗
「いや、別に...大丈夫か?」
「うん...」
「緊張するよな。ゆっくり馴染んでけ。俺らは焦らなくても待ってるから」
「うん...」
「明日も早い。目を閉じてろ」
「はい...」
言われた通り目を閉じて、眠った