あたしの居場所


「暴れるなって」


「だって!!」


「黙ってろや。暴れる奴ァ落とすぞ?」


「....」


抵抗をやめて黙る


「おし。黙ってろよ」


チュッと、唇にキスを落とされる


あんぐりと口を開くあたし


クスクスと笑う凪斗


キス...された..?


あたし今...キス...されちゃった感じ...?


「あとは大人になってから俺が全部もらってやっから♪」


「....」


「はい、着いた」


「ありがと...」


「じゃあ、また明日」


「はい...」


あたしは家の前に降ろされる


凪斗は走って帰ってしまった


「ただいま...」


「おかえり。準備、早くしときなさいね?」


「うん...」


「そしたらいっぱい遊べるからね?」


「...うん!!」


あたしは早速新潟へ行く準備をした


明日から...ずっと凪斗達と一緒に居たいから







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