キミと歩むミチ 番外編
出会い
入院からしばらく経った ある昼下がり 私は病院の中庭にいた
「ねぇ…」
「えっ…」
「君 1人?」
「あ、はい」
「僕もその本好きなんだよね」
なに?この人?
これが私が彼に対する第一印象だった
そんなことを思いながら ぼんやりと彼の話を聞いていた
すると 手を差し出された
話を聞いていなかったわたしは[えっ!?]と言ってしまった
「だから仲良し握手♪」
「あっ、はい」
「君さ、遥ちゃんだよね?」
「はい」
「やっぱり!」
「なにがですか?」
「なあ、敬語止めてタメ語でいいから」
「うん。で、なんで私の名前知ってるの?」
「俺、遥ちゃんの部屋の前でどんな子だろと思ってたんだよね。」
「ねぇ…」
「えっ…」
「君 1人?」
「あ、はい」
「僕もその本好きなんだよね」
なに?この人?
これが私が彼に対する第一印象だった
そんなことを思いながら ぼんやりと彼の話を聞いていた
すると 手を差し出された
話を聞いていなかったわたしは[えっ!?]と言ってしまった
「だから仲良し握手♪」
「あっ、はい」
「君さ、遥ちゃんだよね?」
「はい」
「やっぱり!」
「なにがですか?」
「なあ、敬語止めてタメ語でいいから」
「うん。で、なんで私の名前知ってるの?」
「俺、遥ちゃんの部屋の前でどんな子だろと思ってたんだよね。」