だって、だいすき。
なにが原因で、誰が首謀者だったかなんて分からない。


けれど、その現状は、私の心をゆっくりと、けれど確実に蝕んでいた。

元々、ストレスに強いほうではなかった。
まず、人の視線が怖くなった。
次に、噂話が怖くなった。
また、私のことかな。
なんていわれてるんだろう。
また、死ねばいいといわれてるのかな。
恐怖は日に日に増すばかりで、人の視線を感じると胃がキリキリ締め付けられて、頭が痛くなって、気持ち悪くて、涙がでそうになるのを、歯を食いしばって我慢した。
泣いたら、ウザイとか、ぶっているといわれるから。


けど結局体を壊し、精神科の病院に入院した。
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