A sweetheart is a ghost
第二章 二週目
火曜日、朝から一緒に出て潤一は実家に向かった。
わたしはいつも通り会社へ。
「緒方さん。」
朝早くから久保くんに話しかけられた。
電卓を打っていた手を止め久保くんの方を向いた。
「ん??」
「今日さ…その……。どっかご飯でも行かない??」
照れながら誘ってくれる久保くん。
デートのお誘いなのかな??
行けないよね…やっぱ。
そんなときだった。
「おーい、仕事サボってデートの約束か??のんきなもんだ。」
わたしの後ろから亀川さんが話しかけてきた。
ため息をつきながらいかにも上司っぽく。
「すみませんっ!!」
そう勢いよく謝って久保くんは席に戻って行った。
久保くん、なんでわたしの後ろにいる亀川さんの存在に気付いてなかったのか謎。
気付くだろ、普通…。
それにしても自分だってこの前、仕事中に飲み誘ってきたくせに。って思ってたときだった。
「で、緒方さんは行くのかな?」
わたしの顔の位置にグイッと顔を持って来る亀川さん。
ち、近い…。
椅子にのけぞりそれを避けるように
「い、行きませんよ、てか、近いですって…。」
と口に手をあてて言った。
「じゃ上司命令♪今日終わったらちょっと付き合え。さ、仕事仕事~♪」
手を伸ばし、背伸びのような姿で去っていく。
「え、ちょっと…亀川さん!?」
そう呼ぶけど無視。
完全無視。
付き合えって何に??!!
不安であんまり仕事が手につかなかった。
わたしはいつも通り会社へ。
「緒方さん。」
朝早くから久保くんに話しかけられた。
電卓を打っていた手を止め久保くんの方を向いた。
「ん??」
「今日さ…その……。どっかご飯でも行かない??」
照れながら誘ってくれる久保くん。
デートのお誘いなのかな??
行けないよね…やっぱ。
そんなときだった。
「おーい、仕事サボってデートの約束か??のんきなもんだ。」
わたしの後ろから亀川さんが話しかけてきた。
ため息をつきながらいかにも上司っぽく。
「すみませんっ!!」
そう勢いよく謝って久保くんは席に戻って行った。
久保くん、なんでわたしの後ろにいる亀川さんの存在に気付いてなかったのか謎。
気付くだろ、普通…。
それにしても自分だってこの前、仕事中に飲み誘ってきたくせに。って思ってたときだった。
「で、緒方さんは行くのかな?」
わたしの顔の位置にグイッと顔を持って来る亀川さん。
ち、近い…。
椅子にのけぞりそれを避けるように
「い、行きませんよ、てか、近いですって…。」
と口に手をあてて言った。
「じゃ上司命令♪今日終わったらちょっと付き合え。さ、仕事仕事~♪」
手を伸ばし、背伸びのような姿で去っていく。
「え、ちょっと…亀川さん!?」
そう呼ぶけど無視。
完全無視。
付き合えって何に??!!
不安であんまり仕事が手につかなかった。