A sweetheart is a ghost
ここは亀川さんが上司だからってきかなくて出してくれた。
相当高いだろうし申し訳ないけど…。
そして帰りも助手席のドアを開けてくれた。
こんなのVIP扱いみたいでちょっと恥ずかしい。
「ごちそうさまでした。すごく美味しかったです。」
「よかったよ。また連れてくるから。」
そう言って車を走らせた。
”また”、か。
あるのかな??
親睦は一度っきりで別にいいじゃん。
それから車はわたしの家とは全然違う方へ。
「どこ行くんですか?」
不安になって聞いた。
つーか早く帰らないときっと潤一が待ってる。
電気、ちゃんとつけてるかな??
「穴場があるんだ。」
それだけ言って後は教えてくれなかった。
時間大丈夫?とか普通聞くよね…。
強引。
でもごちそうになってる手前、帰りたいとも言えないし。
かなり困惑してた。
車は山の方へ。
方角的に夜景だとはわかってたけど見て驚いた。
車を止めた方角的に亀川さんの方を見ると一面夜景。
真っ赤ですごく綺麗。
涙目になってしまうくらい。
「綺麗。」
ボソッと勝手に口が動いた。
そのくらい綺麗。
「だろ?ここめっちゃ穴場なんだよな。」
そう言って亀川さんは少し窓を開け、タバコにまた火をつけた。
「感動しますね、これ。」
「そう言ってもらえたら連れてきた甲斐があったよ。」
そしてわたしがこっちを見てるのをいいことにタバコを持ってない左手でわたしを引き寄せた。
相当高いだろうし申し訳ないけど…。
そして帰りも助手席のドアを開けてくれた。
こんなのVIP扱いみたいでちょっと恥ずかしい。
「ごちそうさまでした。すごく美味しかったです。」
「よかったよ。また連れてくるから。」
そう言って車を走らせた。
”また”、か。
あるのかな??
親睦は一度っきりで別にいいじゃん。
それから車はわたしの家とは全然違う方へ。
「どこ行くんですか?」
不安になって聞いた。
つーか早く帰らないときっと潤一が待ってる。
電気、ちゃんとつけてるかな??
「穴場があるんだ。」
それだけ言って後は教えてくれなかった。
時間大丈夫?とか普通聞くよね…。
強引。
でもごちそうになってる手前、帰りたいとも言えないし。
かなり困惑してた。
車は山の方へ。
方角的に夜景だとはわかってたけど見て驚いた。
車を止めた方角的に亀川さんの方を見ると一面夜景。
真っ赤ですごく綺麗。
涙目になってしまうくらい。
「綺麗。」
ボソッと勝手に口が動いた。
そのくらい綺麗。
「だろ?ここめっちゃ穴場なんだよな。」
そう言って亀川さんは少し窓を開け、タバコにまた火をつけた。
「感動しますね、これ。」
「そう言ってもらえたら連れてきた甲斐があったよ。」
そしてわたしがこっちを見てるのをいいことにタバコを持ってない左手でわたしを引き寄せた。