初恋の桜
小学校、実果にとって新鮮なことばかりでした。
何が何だかわからずに小学生になった気がするのだけれど、幼稚園までとは違う場所なんだということを実果は感じていました。小学校は幼稚園より大きくて広くて、先生も周りの友達の人数も沢山でした。
『入学おめでとう。』担任の先生が歓迎をしてくれました。
明日からはどんな生活が始まっていくんだろうか・・今日はお母さんが一緒だけど・・。周りの友達も皆、初めて会いました。
実果は不安と期待が半分半分でした。

< 2 / 42 >

この作品をシェア

pagetop