初恋の桜
『拓くん。』

『どうした?』

『私、悩んだけどやっぱり地元で働くことに決めたよ。今からでも就職間に合うかな?』

『間に合うよ。大丈夫。』

『拓くんとまた会えたし、東京にいる間に家族や地元の大切さに気がついたんだ。』

『そっか、実果ちゃん、俺の彼女にならない?』

『なりたい、よろしくね。』
実果は即答でした。
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