静かな海の兄き
そこにいたのは…
翔と同じ年頃の男の子だが
髪は見事な金髪で
着ているブレザータイプの制服も
見事に着崩していて…
まあ…いわゆる
ヤンキーらしい彼は
翔の肩をつかんだまま
にらみをきかせていたのだ…
俺…なんかした…?
体を固まらせながら
翔がそう思った時
その男の子が
にっと笑った。
えっ…?
呆気に取られている翔。
その翔の右手をつかむと
男の子は向きを変え
病院の外へ向かって歩き出した。
え?え?え?
引きずられるように連れて行かれる翔。
そして
それを気づきながらも
あえて無視をして
なおかつ
楽しそうに翔を引っ張っていく男の子。
翔と同じ年頃の男の子だが
髪は見事な金髪で
着ているブレザータイプの制服も
見事に着崩していて…
まあ…いわゆる
ヤンキーらしい彼は
翔の肩をつかんだまま
にらみをきかせていたのだ…
俺…なんかした…?
体を固まらせながら
翔がそう思った時
その男の子が
にっと笑った。
えっ…?
呆気に取られている翔。
その翔の右手をつかむと
男の子は向きを変え
病院の外へ向かって歩き出した。
え?え?え?
引きずられるように連れて行かれる翔。
そして
それを気づきながらも
あえて無視をして
なおかつ
楽しそうに翔を引っ張っていく男の子。