ただ二文字が言いたくて





ゆっくりと唇を離す



そして女が俺のYシャツのボタンに手をかけたとき、



----ガシャン、…とドアの方で音がする



そして遠くから聞こえる学年主任の声



「やば、…ッ」



女は急いでボタンを止め直す



「梓ゴメン!!
あたしィ行かなきゃいけないからぁまた今度電話するね」



俺は成績は全国でも10番以内に入るので俺がサボってても教師はなにも言わないがこの頭の弱そうな女はそうゆうわけでも無さそうで走って準備室を出ていった



「……………、」




俺はその女に手を振り行ったのを確認すると廊下にでる



そこに居たのは案の定、




「志田一花(シダイチカ)センパイ」



一花だった




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