三度目の正直 〜二度あることは三度ある〜
「す〜・・す〜・・」


愛ねぇは、まだ寝てる、1度、熟睡状態に入ると中々起きないのは弟の俺は良く知ってる。

「・・ふぁ?ふぁああぁ・」

やっと起きたな・・、もう昼の12時を過ぎてるじゃん。

俺も起きたのさっきだから、何も言えないケド。


「おはよう、愛ねぇ。」

「ん〜?おはよ、今日も可愛くない顔してるねぇ・・・。」


「姉ちゃんこそ、何その目?鉛筆の線みたい。」


「うるさいなぁ〜、今起きたばっかだから仕方ないの!」


そう言うと愛ねぇは、起きてた体をまたベッドに沈めて布団に引っ込んだ。






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