三度目の正直 〜二度あることは三度ある〜
気付いてしまった感情
愛ねぇは病院の患者用の真っ白い服を着ていた。
頭にはぐるぐる巻きの包帯が巻かれている。
いくら、俺を引いた車が悪かろうが俺が悪かろうが、愛ねぇは被害者だ・・・
なのに、なんで俺にこんなに優しくしてくれるんだよ・・。
「・・愛ねぇこそ、大丈夫?」
「おやま・・?陸があたしの心配するなんて本当に大丈夫?」
「俺、ふざけてるんじゃねぇんだよ!本当に愛ねぇが・・」
俺は本当に愛ねぇが心配だった。
姉とか弟とか、関係無い。
ただ愛ねぇが心配だった。
頭にはぐるぐる巻きの包帯が巻かれている。
いくら、俺を引いた車が悪かろうが俺が悪かろうが、愛ねぇは被害者だ・・・
なのに、なんで俺にこんなに優しくしてくれるんだよ・・。
「・・愛ねぇこそ、大丈夫?」
「おやま・・?陸があたしの心配するなんて本当に大丈夫?」
「俺、ふざけてるんじゃねぇんだよ!本当に愛ねぇが・・」
俺は本当に愛ねぇが心配だった。
姉とか弟とか、関係無い。
ただ愛ねぇが心配だった。