三度目の正直 〜二度あることは三度ある〜
「・・そんなに心配?」
「・・そんなに心配。」
「あたしが心配?」
「・・心配に決まってんじゃん・・」
「・・へへ・・ありがと・・。」
愛ねぇの目が、窓からの光かもしれないけど少し光って見えた。
その光で、もう一日中寝ていたんだと気付いた。
「でも、なんで?」
「なんで、って・・あれ・・。」
俺は愛ねぇの質問に答えることは出来なかった。
俺は、愛ねぇのこと・・。