三度目の正直 〜二度あることは三度ある〜

部屋に戻ると、急に睡魔に教われた。

「ふぁぁぁ…。」

「どうしたぁ?悩み疲れた?」


「そんなとこ、けどもういいや。」

「何それ、その程度の悩みなのぉ。」

「そーかもねぇ。」

「へぇー・・。」

愛ねぇの顔を見てると、それだけで満足って思えた。
この顔を失いたくないと思った。


今思うと、これがキッカケだったのかな。






俺が、愛ねぇを好きになったのは。







< 34 / 65 >

この作品をシェア

pagetop