三度目の正直 〜二度あることは三度ある〜

愛ねえは笑顔なワケでもなくて、険しい表情でもなく

「…やっぱ、答えなきゃ駄目？」

「それはここまで俺を振り回したんだから駄目だね。」

少しの沈黙の間に俺の心拍数は2倍ほどに多くなる。
それから少しの沈黙の後で、愛ねえは決心したように一人で頷いて、俺の目を睨むとも捉えれそうな目で見た。






「あたしの…彼氏。」