三度目の正直 〜二度あることは三度ある〜
三度目の一度目
「はいは〜い♪お楽しみのとこ失礼しますよお姉様!」
「何?仲間連れて来たの、ダサい上にしつこいねぇ。」
「俺はそうは思いません、よ…っと!」
田島のいきなりの後ろまわし蹴りが男を吹き飛ばした。
「ま、こんなモンでしょう。」
田島はパンパンと服の汚れを払うと、後ろを向いた。
「陸…、田島君…。」
「あ、愛ねえ!」
愛ねえは顔は赤く腫れて、体はドロドロで服もほとんどない状態。
俺はすぐに来ていた服を愛ねえにかけた。
「ありがと…っ」
「うわ…。」
愛ねえは俺に寄りかかるようにして倒れた。
「怖かったよ…。」
「ごめん、愛ねえ…。」
「あらあら、じゃ俺はこれで!笑」
そういうと田島は消えていった。