涙空


「あぁ…分かったよ」



「ならいい…わりぃ、大丈夫か?思いっきり殴っちまった」



「超痛いんですけど…」



「悪いって…っぷ」



「なんだよ!!何笑ってんだし!!」



「何でもねえ、しっかし、殴られた時の悠貴の顔超うける」



それから翔はずっと笑ったままだった。
俺たちは、一、二時間目の授業をサボって屋上で色々話をした。




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