涙空


「何言ってんだし!!違うし!!」


私は、恥ずかしくて全否定


「そうだよ、俺みたいな奴にドキュンも何も来ないって」


いや、来てます、かなりきてます。
そんな事を思いながら、朝のショートホームルームは終わった。


「悠貴、ちょっと便所付き合え」


「なにあんた、一人でトイレにも行けないの?」


「うっせえなぁ!・・・早く行くぞ」


「あぁ」


あと少しで一時間目始まるのにどこいくんだろう?
翔の目は、いつもとちょっと違う感じがしたのは気のせいかな?







< 7 / 46 >

この作品をシェア

pagetop