涙空


手術をしては、発病しの繰り返しだった

七歳になた頃、東京に優秀な医者がいるからと案内され東京に行き治療をした。
子供の頃に出来る腫瘍は悪性なもので、治るには時間がかかるといわれた。


「悠貴、今日から学校だろ?・・・遅刻しないようにしていきなさい」


「あぁ、じゃあ行ってくるよ」


そういって、寺の前で父親と別れた


父さん最近少しやつれたなぁ、父さん一人で俺の事面倒見てくれてたもんな
今からでも遅くない、その分親孝行してやんないとな


そう思いながら、これから過ごす学校『鴉森高校』に向かって行った。








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