天神学園高等部の奇怪な面々Ⅳ
しかし。
「夕はまだ不安だなぁ…」
楽観的な二人と違い、夕はどことなく心配げな表情。
あれだけの陰陽術の腕前を持ちながら、臆病というか小心者というか。
(そういうとこがまた可愛いんだよなぁ…)
不安そうな表情もまた良し。
夕の横顔に、秋雨が見惚れる。
「大丈夫だよ夕先輩、何かあったら俺が魔法で守ってあげるからさあ」
「ほんと?」
甘えたような瞳で秋雨を見る夕。
「じゃあ夕は、悪霊から秋雨君守ってあげるね♪」
(おいおい!たまんねぇなおい!)
すっかり夕に骨抜きにされる秋雨だった。
「夕はまだ不安だなぁ…」
楽観的な二人と違い、夕はどことなく心配げな表情。
あれだけの陰陽術の腕前を持ちながら、臆病というか小心者というか。
(そういうとこがまた可愛いんだよなぁ…)
不安そうな表情もまた良し。
夕の横顔に、秋雨が見惚れる。
「大丈夫だよ夕先輩、何かあったら俺が魔法で守ってあげるからさあ」
「ほんと?」
甘えたような瞳で秋雨を見る夕。
「じゃあ夕は、悪霊から秋雨君守ってあげるね♪」
(おいおい!たまんねぇなおい!)
すっかり夕に骨抜きにされる秋雨だった。