天神学園高等部の奇怪な面々Ⅳ
「こんな事になるんなら着替えくらい持ってきておけばよかったねぇ」
保健室のベッドに腰掛ける夕。
「寝る時はどうするの?龍太郎君、夕と一緒のベッドで寝ちゃう?」
悪戯っぽく笑いかける夕に、龍太郎は困った顔。
「いっちょ前に困ってんじゃねぇぞ龍太郎!夕先輩みたいな綺麗可愛い人が、お前みたいなむさ苦しい筋肉の塊と寝るかってんだ」
嫉妬なのか毒舌なのか、秋雨がやけに噛み付く。
「まぁまぁ喧嘩しないで♪」
夕は秋雨にも魅惑的な視線を送りながら。
「何なら龍太郎君、秋雨君、夕の三人で寝ちゃう…?」
ペロリと舌なめずり。
「「え゛」」
真に受ける二人の頭に。
「「でっ゛!」」
月姫が木刀で一撃ずつ打ち込んだ。
「いかがわしい妄想してんじゃないわよ、オス二匹!」
「いってぇなヤンブラコン!」
「何よそれっ?」
「『病んでるブラコン』の略だ!」
「私ゃ川上から流れてくる桃か!」
「そりゃ『ドンブラコ』だ!」
保健室のベッドに腰掛ける夕。
「寝る時はどうするの?龍太郎君、夕と一緒のベッドで寝ちゃう?」
悪戯っぽく笑いかける夕に、龍太郎は困った顔。
「いっちょ前に困ってんじゃねぇぞ龍太郎!夕先輩みたいな綺麗可愛い人が、お前みたいなむさ苦しい筋肉の塊と寝るかってんだ」
嫉妬なのか毒舌なのか、秋雨がやけに噛み付く。
「まぁまぁ喧嘩しないで♪」
夕は秋雨にも魅惑的な視線を送りながら。
「何なら龍太郎君、秋雨君、夕の三人で寝ちゃう…?」
ペロリと舌なめずり。
「「え゛」」
真に受ける二人の頭に。
「「でっ゛!」」
月姫が木刀で一撃ずつ打ち込んだ。
「いかがわしい妄想してんじゃないわよ、オス二匹!」
「いってぇなヤンブラコン!」
「何よそれっ?」
「『病んでるブラコン』の略だ!」
「私ゃ川上から流れてくる桃か!」
「そりゃ『ドンブラコ』だ!」