愛情狂現-2人の日常-



「はっせがわくん!」


「あれ、春ちゃ・・・」


「今すぐバックヤードに戻って。秋が来てるから、ホントに今日は表舞台に立たないで」


「あー、アイツも来てるんだ。でもなんで危険なの?」


あの人包丁とか常備してるから。


「なんか長谷川君のこと敵視してるみたいだからさ。ね、さぁバックへゴー」


「えー、でもバイト中だし・・・・・・」


「それは百も承知でお願いしてるの!本当に危ないか―――」


その瞬間、冷たい汗が背筋を流れた。



< 13 / 50 >

この作品をシェア

pagetop