心はいつも、貴方とともに
第一章

prologue







遠い昔。



まだ、魔法を信じていた時代。



とある小国に、神に使わされた娘だと噂された姫がいた。



心優しく、慈悲深く、絵に描いたような完璧な姫。



国民はみな姫を愛し、国王を尊敬し、国は栄えた。



…姫の、アミリアと、その騎士ジークの犠牲によって。



















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