そのタグを外すのは誰だ!?
「なんだろう?」
私は首を持ち上げて、人だかりの中心にいる人物を見つけて愕然とした。
あゆこが教室の扉で前かがみになり、両手で両膝を押さえ、胸の谷間を強調させたセクシーポーズをとって、おどけているのが見えた。
「あゆこ……」
男子生徒からヒューヒューと口笛が鳴る中、あゆこは私の視線を見つけ不敵に笑い、投げキスをしながら男子をかき分けこちらにやってきた。
「おっはー、みんな」あっけらかんと笑うあゆこに、ゆっこがまたボソリと呟いた。
「出たな。ケバ嬢のあゆこ」「ケバ嬢!? キャバ嬢じゃなくて?」みさがすかさず突っ込んだ。
「そう。ケバ嬢。だって、なにそのスカート丈! もうパンツ見えそうじゃん! 胸なんてもうブラ見えてるよ!?」
「これは見せブラだから、いいのー。それに、ケバ嬢じゃなくてお色気のあゆこって異名のがうれしいんだけど?」
あゆこはブラウスの胸元をチラチラさせながら流し目でウィンクしてみせた。
私は首を持ち上げて、人だかりの中心にいる人物を見つけて愕然とした。
あゆこが教室の扉で前かがみになり、両手で両膝を押さえ、胸の谷間を強調させたセクシーポーズをとって、おどけているのが見えた。
「あゆこ……」
男子生徒からヒューヒューと口笛が鳴る中、あゆこは私の視線を見つけ不敵に笑い、投げキスをしながら男子をかき分けこちらにやってきた。
「おっはー、みんな」あっけらかんと笑うあゆこに、ゆっこがまたボソリと呟いた。
「出たな。ケバ嬢のあゆこ」「ケバ嬢!? キャバ嬢じゃなくて?」みさがすかさず突っ込んだ。
「そう。ケバ嬢。だって、なにそのスカート丈! もうパンツ見えそうじゃん! 胸なんてもうブラ見えてるよ!?」
「これは見せブラだから、いいのー。それに、ケバ嬢じゃなくてお色気のあゆこって異名のがうれしいんだけど?」
あゆこはブラウスの胸元をチラチラさせながら流し目でウィンクしてみせた。