地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?




そんな顔を見ると、自分の言った言葉に後悔した

そんな顔をして欲しい訳じゃないのに…



「本当に大丈夫だよ?
だって……奈々や愛ちゃんや真耶ちゃん…それに渚くんが傍にいるから…
全然寂しくないよ?」

「莉緒……」



さっ!勉強しよ、勉強!と言って鞄から教科書などを出した

渚くんはいくら言っても勉強をしないから、私1人だけ勉強をし、渚くんは私の膝の上で寝ていた


始めは髪の毛でくすぐったかったけど、すぐにそれにも慣れ、たまに左手で頭を撫でたりしていた



「なぁ莉緒」

「ん?」

「浜崎の野郎に何もされてないか?」



まだ気にしてたんだ…

先生が生徒に何かするわけないのに…

それを言うと、また言い合いになるので、心の中で呟くだけにし、何もされてないよと応えた



「本当か?」

「本当だよ」

「んー……っ」

「ひゃっ!!
ちょ、ちょっと!!」



突然、渚くんが私のお腹に顔を押しつけてきた




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