地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?
今でも時々思う……
なんで私なんだろう…
渚くんの事を信じてない訳じゃない
ただ……
なんで私を選んだのか…
私に好きになってもらう要素が1つもない
だって私は………
「んー……、莉緒?」
渚くんが目を覚ました
「起きた?」
「うん……今何時?」
「7時過ぎ」
「もうそんな時間か…
じゃ、そろそろ帰るか」
「あ……」
やっぱり帰るよね…
一緒に居たけど、私は勉強して、渚くんはいつの間にか寝てたし…
なんか………物足りない
「莉緒?」
「えっ?」
「さっきから呼んでるんだけど…
どうかした?」
「う、ううん…っ
なんでもないよ!」
しっかりしないと!
こんな我が儘じゃ、渚くんも呆れちゃう…っ
「……莉緒、これから用事ある?」
「えっ?
特に無いけど……」
「じゃあさ、晩飯作って?」
「えっ!?」
突然そんなことを言うから驚いた