地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?
「どうかした?」
莉緒が顔を覗いてきた
しかも、上目遣いで
俺がでかいから必然的にそうなるんだが、不意にくるとドキッとする
俺は何でもねぇよ、と言って莉緒の頭に手を乗せた
「そう?
本当に大丈夫?」
「あぁ」
それから他愛ない話をしていると、学校に着いた
いつも通りに授業が始まり、昼休みになり、莉緒と奈々と3人で昼飯を食べた
「おーい、柏原いるかー?」
突然、担任が顔を出してきた
「あ、はいー
ちょっと行ってくるから」
莉緒が担任に呼ばれるなんて珍しい…
何かあったのかな?
「ねぇ渚くん」
「ん?
なんだ?」
奈々が小声で言ってコソッと言ってきた
「来週莉緒の誕生日なの
だから、真耶ちゃんとか香山くんとか愛ちゃんとか誘って、パーティーしない?」