地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?
カランカラン・・・
「いらっしゃいませ」
おぉ……、やっぱ高い店は雰囲気から違うな…
少し緊張するっての
「ねぇーなにかうのー?」
「しっ!
そんな大きな声出すな」
「なんで?」
なんで?
いや、なんでって言われても…
雰囲気的に?
李久に雰囲気って言ってもなぁ…
通じねぇし
「あ、そうだ
おい李久、周りの人見てみろ」
「んー?」
「皆静かに見てるだろ?」
「うん、みんなしゃべらないね」
「ここはな、皆黙って買いたいものを買うところなんだ」
「そっか〜
あ、じゃありくもしゃべらない」
「よし!
さすが李久、話がわかるな」
頭を撫でてやると、嬉しそうに笑う李久
あー、可愛いな……
なんでこんな可愛いんだよ
こんなに可愛かったら、幼稚園でもモテるんだろうな…
まぁ李久のことだから、変な男のとこに行ったりはしないだろう
今は俺にべったりだし
って、今はこんなこと考えてる場合じゃねぇ!
早く目当てのもん探さねぇと!