地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?
「ふぅ~……、食った食った
ありがとな莉緒
残った分はガキ共にやるわ」
「………李久ちゃんと一緒に食べたかった」
莉緒に視線を移すと、口を少し尖らせていた
いじけた幼稚園児みたいだ
それを見て思わず笑ってしまった
「なんで笑うのー?」
「いや、だって……
今の顔………おもちゃ買ってもらえなかった時の幼稚園児そっくり」
「なっ…!!」
莉緒は顔を手でペタペタと確認した
俺はそんな姿も愛しく思えて、自然と手が伸びて、莉緒を引き寄せ、触れるだけのキスをした
すると、あっという間に顔が赤くなる莉緒
「いい加減慣れろよ」
「な、慣れる訳ないじゃんっ////」
莉緒の頭を撫でながら、またキスをした
「渚くんって…、キスするの好きだね……」
俺そんなキスしてるかな?
うーん……キスが好きっていうか………