地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?
我慢するにも限度がある
「「「誕生日おめでとー!!」」」
莉緒以外の俺を含んだ5人が声を揃えて言った
「ありがとー!」
莉緒は笑顔で応えた
莉緒の誕生日である今日は、宮内の家でパーティー真っ只中
「莉緒!
あたし達からはこれ!
渚くん以外でお金合わせて買ったの!」
奈々の奴が早速プレゼントを莉緒に渡した
莉緒は少し涙目で、ありがとう!と言い、そのプレゼントを開けた
「うわぁ……すごい…」
「女3人で必死で考えたんだからちゃんと着てよね!」
中身は服だった
いかにも、女の子って感じの服
今までの莉緒の服とは雰囲気がちょっと違うけど、着なくてもわかる
絶対似合う
「ありがとう!
………でも、これ私にはちょっと可愛すぎない?
私に似合うかな…?」
「似合うに決まってんじゃん!
なんなら、今から着替えなさい!」
奈々がドアの方を指差しながら、声を荒げた