地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?
「お、おい真耶……っ」
俺の変化に気付いた香山が焦り始めた
「えっ、何剣ちゃ……ん…」
やっと俺の方を見たチビが俺の変化に気付き、ビクッとした
「あ……いや、その…っ」
焦り始めるチビ
でももう遅い
「おい」
俺がどす黒いオーラを発しながら言うと、そこにいる全員がビクッと肩を震わした
「あーもう、我慢できねぇ
せっかくの莉緒の誕生日だから我慢してたけど、もう無理だ」
俺は髪の毛を掻き上げて、ふぅーと息をはいた
「おいクソチビお前の意見なんか聞いてねぇんだよ
人のプレゼントに文句ばっかほざいてんなよ」
「ま、まぁ、渚くん落ち着いて…」
「奈々は黙ってろ」
「は、はい……」
チビに目を向けると、俯いていた