地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?
莉緒をからかっていると、莉緒の家に着いた
「おじゃましまーす」
「先に座ってて、お茶淹れるから」
台所に向かおうとする莉緒を俺は後ろから抱き締めた
「そんなのいらないから、一緒に部屋入ろう?」
耳元でそう言うと、顔を赤くして僅かに頷いた
そんな莉緒の腰に手を回して、部屋にあるソファに座った
「今日の莉緒、本当可愛い」
そう言って、触れるだけのキスをした
「もう……っ、そんなこと言っても何も出ないよっ!」
「お世辞じゃねぇよ」
相変わらず、ドがつくほどの天然だな
「あ、そうだ」
「なに?」
「莉緒にプレゼント」
「え?
貰ったよ、ブックカバー」
「あれであんなに喜ばれるなんて思わなかったからな」
「そんなのいいのに…」
「いいから、目瞑って」
莉緒は申し訳なさそうな顔をして目を瞑った