地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?
「で、それがきっかけで、俺は女遊びをやめたんだ」
「いいお母さんだね」
「あぁ」
本当にいい親だったと思う
正しいことをちゃんと教えてくれて…
たまに親バカみたいに優しいときもあって…
母さんのことを思い出してると、莉緒が心配そうに顔を覗いてきた
「渚くん、大丈夫?」
「え?
あぁ、大丈夫」
莉緒は何度も聞いてくるから、俺は額にキスをして
「もう寝るか」
と言うと、何故だか莉緒は寂しそうな顔をした
「どうかしたのか?」
「いや、何もないよ…」
何もないって顔じゃないんだけど
「寂しいのか?」
「うん……ちょっとだけ…」
「じゃあ……もう1回ヤる?」
「っ////
ば、ばかっ!!」
莉緒は顔を真っ赤にさせて、俺の胸に顔を押しつけた
「明日も学校あるから、もう寝るぞ」
「………うん、そうだね」
「おやすみ」
「おやすみ……」
俺は莉緒を抱き締め直して眠りについた
翌朝……
莉緒は俺の前から姿を消した