地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?
「……絶対…戻ってくるから…っ
その時は……、渚くんの傍に居れなくても…
1番に………あなたの幸せを願うから…っ」
シーツは涙で濡れていった
あ……手紙書いておかないと…っ
私は涙を拭い、リビングの机に向かい合い、真っ白の紙にペンを走らせた
「よし、こんなもんでいいかな」
手紙を書き終わると、ドアがノックされた
私はもう一度だけ、渚くんの元にいき、額にキスを落とし
「バイバイ……渚くん」
最後にそう言葉を残して、家を出た