地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?
あの日起きると、隣は空っぽだった
不安になった俺は、慌てて布団から出て、リビングに入った
そこには、莉緒は居ない
机に手紙だけ置いてあった
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渚くんへ
ずっと黙っててごめんなさい
色々あって、実家に帰らないといけなくなりました
きっと、もう会えないと思います
しんみりするのが嫌だから、黙ってました
本当にごめんなさい
私は渚くんの傍にいることができなくなったけど…
あなたの幸せを
1番に願っています
莉緒
と書かれていた
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その紙は、涙の跡があった
その日、どうやって過ごしたのかは覚えていない
ただ……
何が起こったか理解できずにいた
あの時と同じ気持ちだった…
突然死んだ、母さんの時と…