地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?
「渚くん……ごめん」
私もしゃがみこんで、渚くんの顔色を窺いながら謝った
「何で莉緒が謝るんだよ」
「え、わかんないけど、私何かしたのかなって思って…」
「理由も無いのに、謝んな」
「い、いひゃい……」
頬をつねられた
痛くは無いけど、喋りにくいです
それに、今めちゃめちゃ近いです!!
そう思ったら緊張してきた…っ!!
「これからは、本当に自分が悪いと思う時だけ謝れ」
「ふぁい……」
返事をすると、手を離してくれた
私は自分の頬を擦っていると…
チュッ……
ん?
なんかおでこに柔らかいものが当たったような…
上を見上げると、不適な笑みを浮かべている渚くん
それさえも格好いいと思ってしまう……
「今の……」
「ほら、部屋に戻るぞ」
「う、うん……」
私達は部屋に戻った