地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?
「誠なら……どうする?」
蓮は無視して、誠に意見を求めた
「俺?
俺なら……そうだな…
住所とかわかんねぇの?」
「知らねぇ」
「何の情報もないのか?」
「あぁ……」
「お前……それでも元カレかよ」
グサッ!!
誠の冷たい言葉が俺の痛いところを突いた
「何の情報もねぇんじゃな…
んー、とりあえず、人が集まるとこでも行くかな?
駅前とかモールとか
それで探すしかねぇだろ」
「やっぱそれしかねぇか…」
俺は再び頭を抱えた
「おい!
俺を置いて話を進めんなよ!」
「はぁ〜……」
「無視かっ!」
本当、どうすればいいんだ……?
「なぁなぁ、俺の話も聞いてくれよー」
顔を伏せてる俺の肩を揺らしてくる蓮
あまりにもしつこいから、仕方なしに顔を上げた