地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?
「いや、俺そういう趣味ないから
他当たってくれ」
「そういう意味じゃねぇよ!
いつも俺には冷たいじゃねぇか!
だから、嬉しかったってことを言いたかったんだよ!」
「間際らしい言い方をするなよな
てっきり、ホ「違うわ!」
ホモと言い掛けたが、見事に遮られた
あー、怖い怖い
ホモってマジで怖いからな
アメリカに居た時、何回か危なかったからな
マジ怖ぇよ
懐かしく思っていると、俺の携帯が鳴った
相手は宮内からだ
「はい」
『渚くん?
今から時間ある?』
宮内の口調から、なんだか急いでいるようだった
「別にねぇよ
今日はもう講義ねぇし」
『じゃあそっち行くから待ってて!』
「は?
えっ、ちょっ……ブチッ
ツー、ツー、ツー……
き、切られた…
「なんかあったのか?」
「いや……友達が用があるからこっちに来るって」