地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?
「じゃ、行くか
お前はもう帰っていいぞ
ほれ、ハウスだハウス」
「なっ!
俺は犬じゃねぇよ!」
俺は手でしっし、としながらどっかに行かせた
「で、急にどうした?
宮内が来るなんて珍しいな」
「ちょっと大事な話があるの」
宮内は真剣な顔で言った
とりあえず場所を変え、近くの喫茶店に入った
お互いコーヒーを頼み、本題に入る
「それで話って?」
「莉緒のことよ」
「っ!!」
俺はその名前を聞いた瞬間、目を見開いた
「なんかわかったのか!?」
俺は勢い余って、机をバンッと叩き、立ち上がった
「まぁとりあえず落ち着いて」
「あぁ……」
俺が座り直すと、宮内が口を開いた
「この前皆で集まった時、りおって名前が出てきたでしょ?
店長のお気に入りだっていう…」
「あぁ」
あん時は、名前に思わず反応したから覚えてる