地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?




「あーあ、ノートばらまいちゃって…」



呆然としている私を余所に、ノートを拾う陽介くん



「これ、ここに置けばいいの?」

「…………」

「おーい、聞いてんの?」

「…………」

「莉緒ちゃん?」

「え……うわっ!!」



気が付くと、目の前に陽介くんの顔が至近距離にあった

慌てて後退り、勢い余って尻餅をついてしまった



「いたたた……」

「ふっ………パンツ見えてる」

「っ////」



み、見られた!?

今日はたまたまスパッツ履いてないのにっ////


は、恥ずかしすぎる………



「顔真っ赤」

「っ////」



陽介くんは私の前にしゃがみ、私の頬に手を添えた



「ねぇ……莉緒ちゃんが入ってきたお陰でおあずけくらったんだけど?」

「え……いや、すみません…」



鍵かけてないのが悪いんじゃん!!

とは、とてもじゃないけど言えない…




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