地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?
やっぱりちょっと緊張する……
あの話の後だし…
只今、おじいさんの部屋の前に居ます
皆さんのご想像通り、私チキン野郎なんで、なかなか入れないでいます
し、深呼吸しよう深呼吸!
スー……ハー………
スー……ハー………
…………よし、行くぞ!
気を引き締め、ノックをすると中から、入れと言う声が聞こえ、ドアを開けた
「待たせてすいません、おじいさん」
おじいさんの机の前まで来て、礼をして言った
「構わん
いいからこっちに来い」
「はい」
おじいさんは手招きをしたので、私は傍まで近づいた
すると、おじいさんは立ち上がり私の顔を両手で包んだ
「久しぶりだな……莉緒」
「まだ1年と半年しか経っていませんよ」
「わしには、この1年……ものすごく長く感じたよ…」
おじいさんは私を優しく抱き締めた