地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?
「ど、どうすればいいんですかね?」
「適当に譲ってくれるように頼んだらいいだろ?」
そんな簡単にいくのかな…?
と、とりあえず、やるしかない!!
「あの……わた…じゃなかった、俺達窓側の席に座りたいんだけど、譲ってくれないかな?」
賑わっている女の子達に勇気を振り絞って、話し掛けてみた
すると、女の子達は一気に静まり、視線がこっちに移る
そんなに見られると、ちょ、ちょっと、緊張する……
女だって……バレないよね…?
心臓の動く速さが加速するのを感じながら、返事を待った
「「「キャー!!!!」」」
突然、女の子達は顔を赤くして、叫んだ
み、耳痛い……
「「「格好いいー!!!!」」」
え……?
格好いい…?
私に言ってるのかな?
いやいや、違うでしょ
明らかに信也さんのことか…
なに自惚れてんのよ自分