地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?
「なんだかすいません
こんな暗い感じになって…
それじゃ、次行きましょう!」
私は笑顔でそう言って、切り替えた
すると突然
「俺は会いたいよ」
「え……?」
信也さんは私に近づき、そう言った
「えっと……何の話…」
「莉緒がもし、俺の前から突然居なくなっても、また会いたいと思うよ」
「……っ!」
真剣な目をした信也さん
ただの嘘かもしれない…
けど、少しだけでも私のことを考えてくれただけで、嬉しかった……
「ありがとうございます…」
私は思わず笑みを零すと、信也さんも優しく笑ってくれた
「信也ぁ〜……」
「「っ!!!!」」
信也さんの背後で、ものすごく暗い声がした
その持ち主は、当然都さん
どこからそんな声出たの?って言うぐらい暗くて怖かった