地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?
もしかして…!!
私の眼鏡取ってる姿見て、更にキモい!みたいなことを言ってるんじゃ……
あ!
だったら、渚くんのため息の理由もこれ!?
あーあ……
朝から気分下がる………
教室でも、皆コソコソ話してる
「はぁ〜……」
ため息をつきながら、机にうつ伏せになった
「あの……柏原さん」
頭上で声がしたから、顔を上げるとクラスの男子の3人がいた
「今日眼鏡はどうしたの?」
「お菓子作るときに結構邪魔だからコンタクトにしたんだけど…」
「柏原さん、めちゃめちゃ可愛いよ!」
はははっ……
同情ですか……
余計辛くなりますよ
とりあえず、ありがとうとだけ言った
「よかったら、メアド教え………っ!!!!」
「ん?
メアドがどうしたの?」
「な、なんでもないよっ
それじゃっ!」
………?
何だったんだろ…
この時、隣で睨んでいる渚くんに私は気付かなかった