地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?

「えっ……と、愛ちゃんに無理やり着せられました…」

「なんでここまで来た？」

「あ、愛ちゃんが……渚くんに見せてこいって…
それに……」

「それに？」



力が抜けている私の精一杯の力で渚くんの裾を握りしめた



「渚くんの……衣装姿…見たかったから…」



顔を上げて言った私に、渚くんは優しくキスをした



「………可愛い」

「っ////
嘘ばっかり……っ」



恥ずかしくなって、すぐに俯いた


でもすぐさま渚くんの手が頬を触り、顔を上げられた



「莉緒に嘘なんかつかない…」

「っ////」



どんどん真っ赤になってく顔を見られたくなくて、渚くんの胸に顔を押しつけた

渚くんはフッと少し笑って、私の頭を撫でていた


渚くんに頭撫でられると、落ち着くなぁ……


そう思うと、自然と背中に手を回していた