地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?
「静かにしろー
じゃ、入っていいぞー」
転校生を見た瞬間、私は目を見開いた
う、うそ……
入ってきた転校生は……
渚くんだった…
「「「キャー!!」」」
女子が一気に叫び声をあげた
「風間渚(カザマナギサ)です
よろしくお願いします」
転校生……だったんだ…
どうりで、知らない顔だ…
「それじゃあ、風間の席は…
あ、希望があるんなら言っていいぞ」
「はいはい!
あたし何でも教えます!」
「あたしも隣がいい!」
女子が口々に喋り始めた
もちろん私は、座ったまま話を聞いてるだけ
「バーカ、お前等の希望じゃねぇよ
風間の希望だ」
「「「えー……」」」
「風間、希望あるか?」
風間くんは周りをキョロキョロしていた
誰か知ってる子いるのかな?
そう思った瞬間、目が合った