地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?
「ごめんって!」
「………」
「そんな怒んなよー」
あれから渚くんは謝ってくるが、私は無視
だって!
あんな廊下のど真ん中で、キ、キキキスするなんて…っ!
「そんなに俺のキス嫌だったか?」
渚くんは落ち込んだように俯いて言った
「嫌とかそんなんじゃなくて…っ」
「じゃなくて?」
「………あ、あんな廊下のど真ん中で…
は、恥ずかしいじゃん…////」
恥ずかしすぎて、声がだんだん小さくなっていった
渚くんはふっと笑って、私の顎に手をかけて、顔を上げた
「ばーか
周りの奴に見せてんだよ
莉緒は俺のってことを」
私の顔はさらに真っ赤になった
もう……
心臓保たないよ…////
「あ、莉緒
明日からは眼鏡で来いよ」
「えっ?
まぁそのつもりだったけど…
なんで?」
「そんなこともわからねぇのか?」
いや、普通わからないでしょ