地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?
ドキン...ドキン...
ヤバイ…次だ……
う゛ー……緊張してきた…
そして私の番がきた……っ!
『位置について
よーーーい、パァァン!!』
私と、その他5名が一斉に走り始めた
網を潜って、平均台の上を歩いて
そして、最後の借り物競争のメイン!!
私は目の前にあった紙を取って、開いた
そこには
『浜崎先生にお姫様抱っこをしてもらってゴール』
と書かれていた
え、えぇ!!
お、お姫様抱っこって!!
と、とりあえず、浜崎先生を探しに行こう…っ
確か、浜崎先生は1番若くて、結構格好いいという噂だった気が……
あっ、いた!
「は、浜崎先生!
ちょっと来てもらえませんか!?」
「おっ、やっと俺の番だな」
「あ、あの……っ」
お姫様抱っこって単語を言うのが恥ずかしい!!
「こ、これ!」
口で説明できない私は、紙を浜崎先生に渡した