夏の名前
トリートメントとかゆっくりしてる暇も無くて
髪の毛と顔と体だけをサッと洗ってシャワーを終える。
制服を着て髪の毛をタオルで拭いてるんだけど…
無い。
ドライヤーが無い。
まだしまってあるのかなー
と思いながら目を閉じると
ある光景が浮かんできた。
「このドライヤー、古いから捨てようよ。マイナスイオンの新しいのが欲しい。」
「そうねー。たしかに古いし。私立じゃ無くなれば髪の毛を自然乾燥する時間の余裕もできるでしょ。」
痛恨のミス…。
買い替えてと頼んだ私が悪かった…。