恋磁石



あたしの部屋にはまだ何個か段ボールが
積み重なっていて
ミサは遅くまでその片づけを手伝ってくれた。

まあ何度も片づけからそれてたけど(笑)

2人であたしのアルバムを見ていると
お母さんが入ってきた。


「ミサちゃんっ今日ご飯食べていかないっ?」

「え~いいんですかあ?」

「いいのいいのっ食べていっちゃって~」

「じゃあいただいちゃおっかな~」


ミサはちゃっかりデザートまで食べて帰って行った。
お母さんはすっかりミサを気にいったみたいで
泊まって行ったら?とまで言い出して
さすがにそれは私が止めて帰らせたけど。



ベッドに寝ころび忙しかった今日を振り返ってみる。

ほんとにいろいろあったなあ...


ミサってゆう友達ができたし!
本当によかった。


でも気にかかるのは
金髪のあいつ。

ほんとに危なかったんだから。
ああゆうホント嫌いだし、許せない!

でも、悪い人じゃないと直感で感じる。
体育館で見た透き通った目。
きっと言えば分ってくれる人だよね
なぜか席も隣だしもしかして
あの人を更生させることが
神様があたしの使命ってことなのかも!


明日ちゃんとするように言ってみようかな



まだ始まったばかりだけど
いきなり問題多そう!
でも高校生活楽しめるように、、


「がんばるぞー!!おー!!」

天井に向かって拳をあげた。
絶対憧れてきた高校ライフ実現させるんだっ


母「今何時だと思ってるの!?」

すぐ後に下の階からお母さんの
怒鳴り声が聞こえたけど、、













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